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楽園を創ろう!
(2005年12月28日)
  


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楽園を創ろう!

2005年12月28日 11:24 | オアフ島 カルチャー ハワイで暮らす 

■楽園を創ろう!

 2005年も残りわずか! みなさんはどんな1年を過ごされましたか? わが家の1年は、またしても全力疾走で駆け抜けたという感じです。毎年こうなんでしょうか…。今年もたくさんの出来事が起こり、良く言えば 「ネタ満載!」、悪く言えば「怒涛の日々」。しかし、ライター稼業で生活しているわけなのですからして、ネタに尽きない生活というのは、宇宙に感謝するべきものなのでしょう。

 人生が加速し始めると、もはや止めようもない具合に進んでいきます。回りの景色もどんどん変わるし、途中あまりにスピードが出すぎてハンドルを持つ手がガタガタ震えて「あわわわ」と焦ったことも何度もありました。そしてまた、2005年はたくさんの「選択」を迫られた年でもあり、その度に「選択するのではなく、自分で結果を決めよう」と自分に言い聞かせてきましたが、渦中にいるときには「誰か私の代わりに全部決めて!」と叫びたくなったりもしました。でもやっぱり、決断は自分でしなきゃいけないのです。そう、楽園は探してもらうものではなく、自分で創らなくちゃいけないのです。

 今年もハワイとニューヨークを行き来し続けましたが、2005年も終わり近くになって、ようやくふたつの場所がバランスよく「自分の住処」と思えるようになってきました。ハワイにいる間には、これまで以上にハワイに根付く不思議なスーパーナチュラルを証明する出来事に遭遇するようになりました。そうしたハワイでの経験は、どこにいっても自分の身体の一部になっています。今はそういう生活スタイルがとても心地よいのです。「どこに住んでも、どこに居ても、自分の周囲に即座に楽園を創り出せるようになること」、これはまさに私の今年のテーマであり、来年の大目標でもあります。
 皆様の1年間にご苦労様、そしてもっと素晴らしい1年間の訪れに祝福を! 心を込めてハワイのアロハを贈ります!

■12月☆日 天国の畑
 ただいま、次の本の執筆中。その取材を兼ねてノースショアのタロイモ畑を訪ねてきました。タロイモ、そしてタロイモの育つ畑そのものは、ハワイの人々のアイデンティティ、文化、そして歴史の基礎とも言われています。この場所でタロイモ栽培を行っているのは、今やハワイ最大のタロイモ栽培と加工食品製造を行っている会社ですが、ノースショアのこの場所に畑を作ることになったときに、とても不思議な体験をしたそうです。
 まずは空き地だった土地のお祓いをハワイアンのカフナに依頼したところ、この場所に到着して、まず最初にカフナが言ったひとことが「古代ハワイのスピリットが、(この場所で再びタロ芋を育ててくれる)あなたたちが来るのをずっと待っていた、と歓迎しています」だったそうで、この会社を経営する日系人ファミリー一同「再び?」と首をかしげたそうです。そして、畑を作るために土を掘り起こし始めると、土中からポイ・パウンダー(タロイモをすり潰してポイを作る道具)などがゴロゴロ出てきて、古代ハワイでもこの場所でタロイモが栽培されていたことがわかったそうです。
 この日系人ファミリーは、代々タロ芋作りだけに真剣に取り組んできた働き者一家。きっと古代ハワイのスピリットがこの場所に呼び寄せたのでしょうね。雨上がりの朝に訪れたタロイモ畑には、静かで優しい空気が漂い、清々しい気持ちで身体中を満たしてくれました。

▲心が洗われるタロイモ畑の風景。この場所にいるだけでジンワリ癒されていく気分。

▲黙々とタロイモを収穫中の人たち。無駄な音は全部土と水の中に吸い込まれていくようで、不思議なほど静かです。

▲うへ! 歩くと靴底に泥がたまってドンドン背が高くなります。でも、楽しかったタロイモ畑!

■12月★日 取材の楽しさは出逢い!
 アロハストリートでは、すでに春号の取材中。長年ハワイに住んでライター業をしていても、毎回取材やインタビューを通して、人や場所、歴史など、常に新しい発見があるので楽しみです。素晴らしい人に出逢え、今まで知らなかったことを収穫できた日は不思議と疲れが残らない。
 というわけで、今回も疲れるどころか元気をたくさんもらえました! アロハストリート春号、お楽しみに!

▲でーたー!ヨシ古澤とカメラマンの田辺さん。相変わらずノリのいいふたりと一緒の取材は楽しさいっぱいです。

▲ウクレレショップ「ぷあぷあ」オーナーのケンさんとは久しぶりの再会。お台場ドットコムでハワイのイベントをした際にご参加いただいて以来のお付き合い。今回は「ぷあぷあ」がスポンサーするアーティスト、ブルース・シマブクロ君のインタビューをさせていただきました。ウクレレショップのオーナーだけあって(?)、ホンワカとウクレレ・モードなお方です。癒し系!

▲次号のロコのおすすめに登場いただくMs.ハワイのHokuさん。初対面でもすぐに意気投合! ヨシ古澤と3人でにぎやかに楽しく、ホノルルの街を散策してきました。ところで、Ms.ハワイのMs.は、既婚者、離婚者を両方含むMs.だそうです。ってーことは? 私にも出場権はあるってことでございましょうか? おほほほ!

■12月♪日 楷書体

▲日本の有名レストラン上陸間近の看板! いえーい! 京都王将、楷書体…、ん~? 楷書体? 日本を離れて長いので「店名の一部かぁ」と一瞬スルーしそうになりました。

▲海外では、翻訳やプリントの日本語の間違いはよくあるもの。看板制作や印刷時の書体の指示がそのまま看板になっちゃたのでしょうか。ハワイも日本語圏ではないので、こういうこともたまにはありますよね。この 「楷書体」の3文字、一生懸命に自己主張しているようでけなげです! 憎めません。餃子も楽しみ!
 アラモアナ・センターは、新店舗のオープンラッシュ。次々と新しいお店やレストランが誕生していて、目が離せません。昔からお買い物はアラモアナ・センターと決めている永田家。毎月戻ってくる度にどんどん新しくなっていきますが、居心地の良さに変わりはないですね。大好きなんですよ、ここ!
 そして! 京都の「王将」も、間もなくアラモアナに進出だとか。Opening Soonの看板を見てうれしくなっちゃいました。次のハワイでは王将の餃子食べられるかな!

■12月★日 知らなかった!

▲オヒア・レフアはハワイ島の木で、他島で生育しているのは珍しいだけでなく、この場所のオヒア・レフアだけは、何故か1年中、花が咲くのだそうです。ふ・し・ぎ!

▲燃えるような赤い花をつけるオヒア。オヒアの木からレフアの花を摘むと、離れ離れになることを悲しむオヒアとレフアのスピリットが涙を流し、雨が降ると言われています。
 ホノルル市内のダウンタウンにあるカワイアハオ教会。住まいも仕事場もすぐ近所だったこともあって、よく知っているつもりだったのですが、実は20年のハワイ暮らしでも、教会敷地内の一角にオヒア・レフアの花が咲いているのを知りませんでした。
 正確にはオヒアは木の名前、レフアは花。古代ハワイの伝説では、火山の女神ペレがオヒアという若者の姿を醜い木に変えてしまい、オヒアと愛し合っていたレフアという娘が嘆き悲しむのを見たペレの弟が、レフアを花に変え、オヒアの木に咲くようにしてあげたのだとか。なので、この木と花はつねに一緒にオヒア・レフアと呼ばれているんですね。ダウンタウンの喧騒の中でも、この場所だけには安らかな花の時間が流れていました。

公開日 : 2005年 12月 28日